〝誰のため？〟〝何のため？〟と常に問いかける介護サービス

当施設が目指す介護とは、ご利用者様一人一人の自己実現を最大限まで高めていくことです。

今まで培ってきた経験や知識、技術は使うことが目的ではなく、ご利用者様のための問題解決の手段だと認識しております。介護する側の固定観念や先入観から間違った対応になっている可能性もあります。

このような時に自身に問いかける魔法の言葉があります。
〝誰のため？〟〝何のため？〟という言葉です。

私たちが日々、提供させていただいている介護サービスには、目的や意味、役割、働きがあります。提供する側が理解していない状態では、ただ業務をこなすだけになる可能性が高くなります。

仕事をする上では、〝お客様のため〟〝共に働く仲間のため〟という基準で物事を考えます。〝誰のため？〟という主語が変われば、〝何のため？〟という目的が変わります。ここを理解し、意識しているかでご利用者様の未来は変わりますし、意識すれば仕事の質は変わります。いくら知識、技術が豊富でも、根底にある考え方や向き合い方が間違っていれば全く意味がありません。当施設ではこういった考え方のもと、「入居者のため」を常に考える介護サービスを提供しています。

生活の質を最大限に高めるサービス

要介護の人でも、出来る事はたくさんあります。それを無視して全部お世話をしてしまうと、無気力なってしまいます。当施設では、それなら、できるという範囲で身の回りのことをやってもらいます。それは「自分でできる」という達成感により、生きる活力を感じてほしいからです。
ご利用者様からの〝ありがとう〟ではなく、スタッフからご利用者様へ〝ありがとう〟と言わせて頂く機会を大切にしています。

「こっちがいい」と選べる楽しみ

食事をする時、「何をたべようかな」と迷うのも楽しいものです。
その楽しさを感じてもらうために、当施設では好きなメニューを選べる食事のイベントを月に1度、開催しています。その他、食事以外のことでも可能な限りご本人に選んでもらえるよう、複数の選択肢を用意できるように意識しています。